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もうすぐ七夕。家族のことを思う。

今日は近くの道の駅で、笹の葉を見つけたので買ってきました。

もう今週は七夕ですね。

日に日に時が経つのが早く感じます。

より毎日を丁寧に生きたいですね。

20代30代は、自分のことで精一杯で突っ走ってきて、40代手前で結婚、そして40歳で出産しました。

実家で父と母とまた一緒に住むことになったのは、まだ子どもが1歳の赤ちゃんだった頃でした。

父は、脳梗塞などで右半身が不自由だった母の介護をしてきましたが、父自身が糖尿病から悪化し腎不全になってしまったのです。

老老介護がこたえたのだと思います。

お食事のコントロールはやはり難しいもので、少しでも助けになればと、主人と子どもと一緒に同居を始めました。

初めての子育てと両親二人の介護は、ふり返ってみるとどちらも中途半端にしかできませんでした。

でもその当時では、それが精一杯だったんですよね。

どちらも大切な家族ですから。

でも、それは欲張りだったのかもしれません。

しばらくすると私は、子育てと介護だけでなく他の世界での逃げ場所が欲しくて、子どもが幼稚園に通うようになるとハンドメイドのお教室に通うようになりました。

何かを作って集中している時間が、自分を解放する時間でもあって、とても充実することのできるひとときだったんですね。

いつもイライラしていることが多かったけれど、少しの間でも全く違う世界を見ることができ、またお家に帰ったら優しくなれたものです。

今だったら、もう少し気持ちの余裕があるから、子育ても介護も、もう少し楽しめるのになんて思いますが。

親子だからよく喧嘩もしましたけれど、3世代で暮らせたことや両親に孫をみせられたことも、私の勝手ではあるかもしれませんが、喜んでくれたのでは、と思っています。

また、同居という選択を後押ししてくれた主人のお陰で実現できたことなので、私はとても恵まれていました。

そんなことを思い出すと、「今」を生きることの大切さをまた改めて感じます。

有限である命を生きるためにも、「今」を楽しく生きたいですね。

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