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友人や知人のフェイスブック投稿で美術館に行かれたお話を見たり聞いたりすると、いいなぁと思っていたんです。
そう言えば、美術館自体もう10年ほど行っていないことに気づきました。
独身の頃は芸術に興味があるので美術館によく行っていたものです。
娘が学校からもらってきたチラシにフェルメール展が載っていて、子どもも成長してきたし、そろそろ一緒にも行ける年齢かもと思って娘を誘いフェルメールと17世紀オランダ絵画展に行ってきました。
フェルメール展には以前に行ったことがあり、今回もいくつかのフェルメールの作品を観れると楽しみにしていました。
ところが、今回の目玉はフェルメールの「海辺で手紙を読む女」の一点だけだったのですね。
欲張りなので、もっと観れるのかな〜なんて思っていました^^;
これだけ大々的に謳われているのは、壁面にキューピッドが画中画に描かれたことがX線調査で1979年にはわかっていたこと。
そして、「海辺で手紙を読む女」は2017年12月から修復プロジェクトが始まり、フェルメールが描いたキューピッドが当時の状態に戻るまで手作業で進められ、2021年9月にドレスデン国立古典絵画館でお披露目されました。
そして、ドレスデン国立古典絵画展以外で公開されたのは、今回の日本が世界初なんだそうです。
私はちゃんとよく知らなくてフェルメールにつられて行ったのですが、とても楽しめました。
「海辺で手紙を読む女」は長年フェルメール自身が消したと言われていたようです。
ところが、2019年に修復師たちが上塗りされた部分とそうでない部分の溶媒への反応が違ったことから、フェルメールの死後に何者かに消されていたということが判明したのだそう。
誰が?何のために?そうしたのでしょうね。
想像力が掻き立てられますね。
フェルメールにつられて観に行った絵画展でしたが、レンブラントやメツー、ファン・ライスダールなどといった17世紀オランダを代表する画家たち約70点が展示されていました。
画家それぞれの作風も楽しめましたし、娘と絵を観ながらこの時代はこういう状況だったのかな?とか、書かれた絵について想像して楽しみました。
流石にたくさんの来場者がいたので、次の絵を観るのに待ったり説明を読んでいたりして、美術館に滞在した時間は1時間30分を越えていました。
それでも、娘は「早く出たい」とか「お腹が空いたから行こう」とも言わなかったので、ずいぶん成長したのだなと感じました。
小さいうちは、子どもとお出かけするのもちょっと大変だったりしますよね。
もうその時期は過ぎたのかなと思うと、懐かしい気持ちにもなります。
チケットはコンビニや各プレイガイドでも購入可能です。
土日祝は予約優先とのことでしたので、公式オンラインチケットを取りました。
14時に予約しましたが、14時30分までは入場可能で、私たちは10分ほど早めに行きましたが入場できました。
当日チケットも、時間によっては大丈夫みたいでしたが、予約しておくと安心だと思います。
中学生までのお子さんと障害者手帳をお持ちの方は無料ですが、土日祝は予約優先なので、公式オンラインチケットなどで予約されるとスムーズに入れると思います。
フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」を修復された過程を説明するビデオなどもあって、興味のある方は楽しめるのではないかなと思います。
絵画展終了まであと2週間と少しですので、ぜひ大阪市立美術館へ足を運んでみてくださいね。