なぜ玄米は体にいいのか。
それは、玄米の表皮には、ビタミン・ミネラルなど40種類以上のもの栄養素が含まれているからです。
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玄米は、胚芽や表皮が残った未精製のお米のこと。
白米は、胚芽や表皮を削った精米されたお米です。
玄米は水を含むのに時間がかかるので、一晩以上お水に浸水するのが理想的です。
私は、発芽するくらいまで2〜3日浸水しておきます。
冬はもう少しおくこともありますが、雑菌を防ぐためにも必ず毎日お水をかえるようにしましょう。
浸水しておくと芽が出てくるのですが、これは玄米が生きている証拠です。
玄米は命ある食べ物なんですね。
世界の研究者や医師も注目している栄養素。
・Γ-オリザール
ポリフェノールの一種。シミやシワの予防になります。
・フェルラ酸
抗酸化作用や、脳神経保護作用も。
・フィチン酸
排毒排泄作用、抗酸化作用、老化遅延効果も。
・Γ-アミノ酪酸(GABA)
アミノ酸のひとつ。興奮を抑え、リラックス効果も。
ミネラルやビタミンが豊富で、不足しがちな食物繊維も摂れる。
白米よりも、血糖値の上昇が緩やかである。
琉球大学の研究によると、玄米に含まれるΓ-オリザールの働きによって、脂肪の多い食事を欲しなくなる、ということがわかっています。
玄米はかたく消化が良くないので、よく噛んで食べないと逆効果になることもあります。
ドロドロに咀嚼して食べましょう。
一口70〜100回噛むのが理想と言われています。
玄米が苦手な方は、白米に少し玄米を混ぜて炊いてみたり、雑穀米を混ぜる、胚芽米にするなどして栄養をより摂れる工夫をされるといいかもしれません。
玄米は、スーパーフードで、命ある食べ物(ホールフード)とも言われます。
玄米の栄養をいただくには、浸水してから炊くこと。
そして、消化を助けるためにもよく咀嚼していただくことが大切です。