アラフィフの私はちょうど更年期に入っています。
今までと違って、まるで自分ではないような体調不良を感じることも。
まだまだ手探りですが、更年期を少しでも軽やかに過ごしていきたいです。
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卵巣の働きは30歳ごろから衰え始め、50歳前後に閉経を迎えると言われています。
閉経前後には、卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)は少なくなります。
脳の視床下部から性腺刺激ホルモンが分泌され、下垂体が卵胞刺激ホルモンを卵巣に分泌します。
しかし、卵巣は機能が低下しているので、エストロゲンを充分に分泌できなくなるんですね。
ですが、視床下部はエストロゲンを分泌させようと性腺刺激ホルモンを分泌するのです。
この状態が長く続くと、体温調節、自律神経のコントロール、摂食や血糖値の調整、細胞外体液量とそのイオン濃度の恒常性の働きに問題が出てきます。
つまり、視床下部の機能になんらかの異常が出てくることが、更年期の症状となっているようです。
肩こり、頭痛、発汗、ホットフラッシュ、めまい、イライラ、疲労感、不眠、不安感など。
身体的な不調だけでなく、心の状態にも影響します。
このような状態が日常的に起こり、生活の質が低下する場合を更年期障害と言います。
治療が必要な人は、10%〜20%ほどおられるようです。
ホルモンの変化に体が慣れるまで、個人差があります。
いつまで続くかはわかりませんが、いつかは終わります。
これまで頑張ってきたご自身を労い、無理をしない、生活習慣や食習慣を見直すなどして、人生の新しいステージへの調整期間と思えるといいですね。
また、これからどういう人生を送りたいか、内観するにも良いチャンスかもしれませんね。
更年期はいつかは絶対に訪れるもの。
個人差はあるものの、心身に影響するので生活習慣やストレスを減らすなどして、少しでも和らぐといいですね。
更年期はいつかは必ず終わるので、次のステージに進む前の準備期間と捉えて無理せずに過ごしていきましょう。