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平和を考える

この時期になると、戦争や原爆があったことを思い出します。

その当時を知る人たちは段々と少なくなっているのが現実。

でも、忘れてはいけない事実を再度振り返る機会をいただき、広島へ行ってきました。

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戦争を知らない子どもたち

この平和バスに参加することにしたのは、娘が小学校からチラシを持って帰ってきたことがきっかけでした。

私の両親は戦争時代に小学生だったので、私は戦争時代の話を聞く機会がありましたが、私の娘は全く知らない世代です。

小学校からチラシをもらって帰ってきて興味を持ったようなので参加を決めましたが、広島へ行く前には「行くのをやめようかな。怖いなぁ。」と言っていたんです。

確かに、私が小学校から修学旅行で訪れた際もたくさんの方が原爆で犠牲になった地へ足を踏み入れるのが怖かった記憶があります。

娘には実際に起こった事実だから知ることは大切だし良い経験となると思うよ、と伝えました。

まだ怖かったようですが、最終的には一緒に参加することができました。

いざ広島へ

先日、私の住んでいる岸和田市が募集していた、被爆地・ヒロシマへの平和バスに娘と参加させていただきました。

一泊二日で、被爆地を訪ね平和について学ぶという行事で、3年ぶりの開催となったそうです。

私は今回3度目の訪問で、娘は初めての広島訪問です。

事前に原爆の被害などの資料もいただいていて、ひとり25羽の千羽鶴を折って持参しました。

参加者全員が役割を与えられて、皆が実行委員として発言したり何かしらの役割があり、少し緊張しましたが私も参加者皆さんの前でお話しする機会があったり、娘は他のお子さんたちと共に折り鶴を手向ける役になるなど皆が行事に関わることができました。

ただ参加するだけではないところが、子どもたちだけでなく親たちにとっても良い経験となったように思います。

参加して改めて感じたこと

今回は、平和記念資料館だけでなく、被爆者の方のお話を聴く機会があり、その当時普通に生活されていた時に起こった原爆の惨事の衝撃と悲しい現実を聴かせていただきました。

ご年齢も重ねて来られているので、経験されたことを聴ける機会はとても貴重です。

これから未来を担う子どもたちと一緒に、私も改めて平和について考えさせられる広島への旅となりました。

日常に戻るとまた、広島や長崎で起こったことや戦争の事実が薄れてきてしまうものですが、この経験で娘も何かを感じとってくれたので少しでもその経験ができたことはよかったのではないかと思っています。

私の父の兄(叔父にあたります)は南方で戦死をしているのですが、小さい頃から軍服姿の写真を見ているせいか叔父のことを近くにも感じ、また忘れてはいけない存在という気がしていました。

まだまだ世界では戦争が続いている国があるのは悲しいことです。

世界中の人たちが、自由で平和な世界で暮らせる日が来ることを願ってやみません。

私にできることは、家族と仲良く助け合って暮らすことかなと。

小さな家族という単位ではありますが、いつも平和で幸せに過ごせる時間が増えれば素敵ですね。

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